怪談 · 図鑑

怪異図鑑

噂の中に棲む存在たち。怪異・心霊地・地域・呪物を集めた図鑑。

心霊マップ — 出典のある異常現象
異常現象

大気光学現象

たいきこうがくげんしょう

空は嘘をつく——光が曲がるたびに、世界の輪郭が少しずつ狂っていく。

▰▱▱▱▱
心霊地 KR

영도대교

영도대교 / 影島大橋

다리가 하늘로 치솟는 그 순간, 이산의 눈물이 바다 위로 떨어졌다고 한다.

▰▱▱▱▱ 1
怪異

ぬえ

その声を聞いた者は、翌朝から原因不明の病に伏したという。

▰▰▰▱▱
怪異

ツチノコ(槌の子)

つちのこ

転がる音がしたら、決して坂の下を見てはならない。

▰▰▰▱▱
異常現象

蜃気楼

しんきろう

龍が吐いた息の中に、存在しない都市が立ち並ぶ。

▰▱▱▱▱
異常現象

諏訪湖の御神渡り

すわこのおみわたり

大地の裂け目に満ちた水が凍るとき、神は音を立てて歩く。

▰▱▱▱▱
Kaidan

怪談小説

読み物として味わう創作怪談。

見る
地域

大久野島

おおくのしま

兎たちが走り回る土の下に、かつて毒が眠っていた。

▰▰▱▱▱
地域

八丈島――流人の果て、霧の底

はちじょうじま

本土から287キロ、黒潮の向こうに浮かぶこの島には、帰れなかった者たちの声がまだ満ちている。

▰▰▱▱▱
心霊地

雄別炭鉱廃墟

ゆうべつたんこうはいきょ

携帯も繋がらぬ国有林の奥、かつて数千人が息づいた町は、今や沈黙だけを産出し続けている。

▰▰▰▱▱
UMA

十和田湖の深淵に潜むもの

とわだこのしんえんにひそむもの

水深三百二十六メートルの闇は、いまだ底を見せない。

▰▰▱▱▱
UMA

芦ノ湖の九頭龍

あしのこのくずりゅう

湖面が凪いだ夜、水底から何かが――ではなく、何かが還ってくる、とされる。

▰▰▱▱▱
UMA

イッシー

いっしー

神の御池と呼ばれた深淵に、6400年前の火砕流が眠っている——そしてそれだけではないと、目撃者たちは語る。

▰▰▱▱▱
UMA

クッシー(屈斜路湖の怪獣)

くっしー(くっしゃろこのかいじゅう)

湖底は今も、何かが動いている。

▰▱▱▱▱
UFO

千貫森

せんがんもり

完全な円錐を描くその稜線は、古来より旅人の目を引き——そして今なお、夜空に説明のつかない光が滑る。

▰▱▱▱▱
UFO

介良事件

けらじけん

少年たちの掌に収まったその銀色の物体は、何度消えても、また戻ってきたとされる。

▰▱▱▱▱
UFO

甲府事件

こうふじけん

ブドウ畑の闇に降り立ったものは、七年後もまだそこにいたという。

▰▰▱▱▱
異常現象 KR

해할 (海割) — 바다가 갈라지는 곳

해할

물이 물러나는 그 길 위에, 발자국이 먼저 찍혀 있었다고 한다.

▰▰▱▱▱
異常現象 KR

도깨비도로

도깨비도로 / Dokkaebi Road

차는 분명 내리막을 향해 있는데, 시동을 끄면 언덕 위로 천천히 올라간다.

▰▱▱▱▱
地域 KR

마라도 (馬羅島)

마라도

대한민국의 끝에서 더 내려가면, 지도에는 없는 것들이 기다린다.

▰▰▱▱▱
心霊地 KR

수원 화성 야화 — 성벽 아래 잠든 목소리들

수원 화성 / Suwon Hwaseong

낮에는 유네스코가 보호하는 세계유산, 밤에는 성벽 틈새에서 무언가가 숨을 고른다고 한다.

▰▰▱▱▱
心霊地 KR

남이섬 — 남이 장군의 섬

나미섬 / Nami-seom

댐이 물을 들이켜던 날, 언덕 하나가 섬이 되었고, 그 언덕 위에는 억울하게 죽은 장군의 돌무더기가 남아 있었다.

▰▱▱▱▱
心霊地 KR

덕수궁(德壽宮)

덕수궁

제국이 끝난 자리에서 불은 두 번 일었고, 이름은 세 번 바뀌었다 — 그럼에도 무언가는 여전히 그 뜰을 떠나지 않는다고 전해진다.

▰▰▱▱▱
心霊地 KR

창경궁 (昌慶宮)

창경궁

꽃구경 오던 이들이 떠난 자리에, 뒤주 속 울음소리만 남았다고 한다.

▰▰▱▱▱
心霊地 KR

경복궁 (景福宮)

경복궁

왕조의 큰 복을 빌며 세운 궁궐은, 그 이름만큼이나 깊은 어둠을 품고 있다고 한다.

▰▰▱▱▱
心霊地 KR

제주 김녕굴과 만장굴

濟州 金寧窟과 萬丈窟

한때 하나였던 지하의 혈맥이 둘로 갈라졌다 — 무엇이 그 사이를 막아섰는지는 아직 땅 속에 남아 있다.

▰▰▱▱▱
心霊地 KR

정동진 (正東津)

정동진

해가 가장 먼저 닿는 곳에서, 어떤 것들은 끝내 돌아오지 않는다고 한다.

▰▰▱▱▱
地域 KR

우포늪 (牛浦늪)

우포늪

1억 4천만 년의 침묵 속에서, 수면은 언제나 너무 고요하다.

▰▰▱▱▱
志鬼(지귀)
怪異 KR

志鬼(지귀)

지귀

愛が冷めなかったから、彼はいまも燃えている。

▰▰▰▱▱
餓鬼(아귀)
怪異 KR

餓鬼(아귀)

아귀 / ガキ

腹は山のごとく膨れ、喉は針一本がやっと通るほど細い――それが貪欲の代償である。

▰▰▱▱▱
業神(업)
怪異 KR

業神(업)

업신 / eopsin

あの家の蔵がいつも満ちていた理由を、誰も大黒柱の上を見上げなかったからだ。

▰▰▰▱▱
モンダル귀신(몽달귀신)
怪異 KR

モンダル귀신(몽달귀신)

婚礼の前夜、花婿の夢の中に見知らぬ若者が座って微笑んでいた。

▰▰▱▱▱
グスンデ(그슨대)
怪異 KR

グスンデ(그슨대)

geuseundae

見上げるほどに伸びてゆく――その頂を見た者は、二度と戻らなかった。

▰▰▰▰▱
어둑시니(オドゥクシニ)
怪異 KR

어둑시니(オドゥクシニ)

Eodugsini

見上げた瞬間、それはすでに空よりも大きくなっている。

▰▰▰▱▱
不可殺이(불가사리)
怪異 KR

不可殺이(불가사리)

bul-ga-sa-ri

殺すことのできぬものが腹を空かせてあなたの扉の前に立つとき、それが残すのは錆びた虚ろだけだ。

▰▰▰▰▱
八岐大蛇
怪異

八岐大蛇

やまたのおろち

八つの首は八つの飢えであり、その尾の奥には、まだ名を持たぬ何かが眠っている。

▰▰▰▰▰
玉藻前/殺生石
怪異

玉藻前/殺生石

たまものまえ/せっしょうせき

その微笑みの奥に、三千年の嘘が眠っている。

▰▰▰▰▰
崇徳院の怨霊
怪異

崇徳院の怨霊

すとくいんのおんりょう

讃岐の地で爪を噛み切り、血で呪詛を綴った男の念は、九百年を経てなお冷めていない。

▰▰▰▰▰
酒呑童子
怪異

酒呑童子

しゅてんどうじ

首を刎ねられてなお、その頭は噛みついた——鬼の王は、死してもなお渇いていた。

▰▰▰▰▰
大同굿의 도당신(大同クッのトダンシン)
怪異 KR

大同굿의 도당신(大同クッのトダンシン)

대동굿 / 大同굿

村の神が人の体を借りて降りてくるとき、その眼差しはもはや隣人のものではなかった。

▰▰▱▱▱
河回탈(ハフェタル)
呪物 KR

河回탈(ハフェタル)

하회탈

탈を盗んだ者は必ず血を吐いたと伝えられている。

▰▰▱▱▱
方相氏の탈(方相氏 탈)
呪物 KR

方相氏の탈(方相氏 탈)

방상시 탈

四つの目は穿たれていない——それでも、あれは見ている。

▰▰▱▱▱
処容(처용)の仮面
呪物 KR

処容(처용)の仮面

처용 / チョヨン

疫神さえも退けたその顔が、今もなお扉の上からあなたを見下ろしている。

▰▰▱▱▱
仁王山国師堂(인왕산 국사당)
心霊地 KR

仁王山国師堂(인왕산 국사당)

인왕산 국사당

山の神も巫女も知っている――この社はかつて根こそぎ引き抜かれたが、神々は根ごと付いてきた。

▰▰▱▱▱
アミドン碑石村(아미동 비석마을)
心霊地 KR

アミドン碑石村(아미동 비석마을)

아미동 비석마을

生者の家の壁の中に、死者の名が刻まれている。

▰▰▱▱▱
八公山(팔공산)
地域 KR

八公山(팔공산)

팔공산

八つの魂が山を守ると言われているが、彼らが守っているのが山なのか、山に閉じ込められた何かなのかを、誰も問おうとしない。

▰▰▱▱▱
馬耳山(마이산)
地域 KR

馬耳山(마이산)

마이산

馬の耳に似た二つの峰の間で、名が変わるたびに、山が宿すものも変わってきたという。

▰▰▱▱▱
鶏龍山(계룡산)
地域 KR

鶏龍山(계룡산)

계룡산

鶏のとさかを戴いた龍が宿る山では、山のほうが先に人を識るという。

▰▰▱▱▱
竈王神(조왕신)
怪異 KR

竈王神(조왕신)

조왕신 / ジョワンシン

夜明けに竈の上の水椀が空になっていたなら、彼女はすでにあなたの家の話を天へと送り届けた後だ。

▰▰▱▱▱
人面鳥(인면조)
怪異 KR

人面鳥(인면조)

인면조 / じんめんちょう

羽ばたきの音より先に――見覚えのある顔が、空を覆う。

▰▰▱▱▱
영등할망(ヨンドゥンハルマン)
怪異 KR

영등할망(ヨンドゥンハルマン)

Yeongdeung Halmang

旧暦二月の朔日、風が泣きはじめたなら――彼女が降りてくる合図だ。

▰▰▱▱▱ 1
설문대할망(ソルムンデハルマン)
怪異 KR

설문대할망(ソルムンデハルマン)

Seolmundae Halmang

漢拏山(ハルラサン)は彼女の枕であり、済州(チェジュ)の海は彼女の膝さえ濡らすことができなかった。

▰▰▱▱▱
相思蛇(サンサベム)
怪異 KR

相思蛇(サンサベム)

상사뱀

想いを遂げられなかった者は、死してなおその名を手放せない。

▰▰▱▱▱
三神ハルミ(삼신할미)
怪異 KR

三神ハルミ(삼신할미)

삼신할미 / 三神할미

子が生まれる瞬間、奥の間のもっとも温かな場所には、すでに誰かが先に座っている。

▰▰▱▱▱
야광귀(夜光鬼)
怪異 KR

야광귀(夜光鬼)

야광귀 / 앙괭이

大晦日の夜、戸口に置いた履物が消えていたなら――もう手遅れだ。

▰▰▱▱▱
狐の妹(여우 누이)
怪異 KR

狐の妹(여우 누이)

여우 누이 / ヨウ・ヌイ

父は娘を授かるために祈った。そして、何かがその祈りに応えた。

▰▰▰▱▱
두억시니(トゥオクシニ)
怪異 KR

두억시니(トゥオクシニ)

두억시니 (Du-eok-si-ni)

その名を口にした瞬間、闇のどこかで何かが頭をもたげる。

▰▰▰▰▱
저승사자(저승차사)
怪異 KR

저승사자(저승차사)

jeoseungsaja / jeoseungchasa

赤牌旨に汝の名が記されているなら、三度呼ばれる前に耳を塞いでも、もはや手遅れだ。

▰▰▰▰▱
智異山(지리산)
地域 KR

智異山(지리산)

지리산

愚かな者が踏み入れば賢くなると言い伝えられてきた。だが、戻らなかった者たちは、今も何も語らない。

▰▰▰▱▱
谷城郡(곡성군)
地域 KR

谷城郡(곡성군)

곡성군

慟哭の声に由来する地では、今も理由もなく涙がこぼれると言われている。

▰▰▱▱▱
銅鏡(どうきょう)——顔を記憶する鏡
呪物 KR

銅鏡(どうきょう)——顔を記憶する鏡

동경 / ドウキョウ

青銅は錆びても、一度その中に宿った顔は錆びない。

▰▰▰▱▱
口裂け女(くちさけおんな)
怪異 KR

口裂け女(くちさけおんな)

くちさけおんな / 빨간 마스크

彼女はいつも先に問いかける。どう答えようとも、結末は変わらない。

▰▰▰▰▱
強鐵(カンチョル)
怪異 KR

強鐵(カンチョル)

강철이

豊作を祈る畦道に焦げるような臭いが漂いはじめると、村の長老たちは口を閉ざし、ただ空を見上げた。

▰▰▰▱▱
イムギ(이무기・螭龍)
怪異 KR

イムギ(이무기・螭龍)

이무기 / I-mu-gi

千年を待ち続けたものが龍になれなかったとき、その怨念は川底よりも深い。

▰▰▰▰▱
将門塚
呪物

将門塚

しょうもんづか

首は京より飛んで帰った――その着地点は、いまも東京の心臓部に息づいている。

▰▰▰▱▱
コックリさん(狐狗狸さん)
呪物

コックリさん(狐狗狸さん)

こっくりさん

硬貨はひとりでに滑る――呼んだのは霊か、それとも呼んだ者自身の深部か。

▰▰▱▱▱
丑の刻参り
呪物

丑の刻参り

うしのこくまいり

御神木に五寸釘が刺さっているのを見つけても、決して引き抜いてはならない――それはまだ、七夜の途中かもしれないから。

▰▰▰▱▱
藁人形
呪物

藁人形

わらにんぎょう

それは人の形をしているが、人ではない——ただ、憎しみの器として束ねられた草の骸だ。

▰▰▱▱▱
八王子城跡
心霊地

八王子城跡

はちおうじじょうあと

城山川の水は今も赤く見える、と古老は口を閉ざす。

▰▰▰▰▱
赤い部屋
怪異

赤い部屋

あかいへや

告白は終わった——だが、あの部屋はまだ誰かを待っている。

▰▰▱▱▱
メリーさんの電話
怪異

メリーさんの電話

メリーさんのでんわ

電話口の声は、もうあなたの背後で息をしている。

▰▰▰▱▱
ひとりかくれんぼ
怪異

ひとりかくれんぼ

ひとりかくれんぼ

午前三時、浴槽の水面に浮かぶぬいぐるみは、もうお前の名を知っている。

▰▰▰▰▱
きさらぎ駅
怪異

きさらぎ駅

きさらぎえき

電車は止まらなかった――そして、知らない駅に着いた。

▰▰▰▱▱
犬神
怪異

犬神

いぬがみ

飢えた犬の怨念は、飼い主の代を超えて家に宿る。

▰▰▰▱▱
百々目鬼
怪異

百々目鬼

どどめき

腕に貼りついた銭が、やがて瞬きをはじめた。

▰▰▱▱▱
垢嘗
怪異

垢嘗

あかなめ

風呂場を磨き忘れた夜、濡れた石畳に細長い舌の跡が残っていたという。

▰▰▱▱▱
飛縁魔
怪異

飛縁魔

ひのえんま

菩薩の顔をして、男の命を静かに燃やし尽くす。

▰▰▰▰▱
濡女
怪異

濡女

ぬれおんな

海辺で赤子を差し出す女の声と、牛鬼の声は、ひとつだった。

▰▰▰▰▱
船幽霊
怪異

船幽霊

ふなゆうれい

柄杓を差し出す手は、底が抜けていなければ、あなたの船を満たす。

▰▰▰▰▱
一反木綿
怪異

一反木綿

いったんもめん

夕暮れの空を、白い布がひらりと舞う——気づいたときには、もう首に巻きついている。

▰▰▰▱▱
ぬらりひょん(滑瓢)
怪異

ぬらりひょん(滑瓢)

ぬらりひょん

名前だけが先に来る——姿は、いつも指の間からすり抜けていく。

▰▰▱▱▱